地域連携で実を結ぶ返還運動

 昭和30年代の終わり頃から「北方領土復帰期成同盟」(略称:北方同盟)が主体となって「領土復帰促進大会」という世論結集に向けた大会が開催されました。
 その後、この大会は北海道と深い関わりをもつ東北6県が共同で開催していくことになり、両地域が連携した大会へと発展していきました。
 そして昭和51年(1976)8月30日、札幌での第1回目の「北方領土返還要求北海道・東北国民大会」の開催が実現しました。
 この大会は現在も夏の定例行事として毎年開催されており、大会で採択された決議や宣言は、総理大臣などに対する政府要請や国会請願の際に国民の声として届けられています。

※「北海道・東北国民大会」
北海道と東北6県が連携して毎年開催されている「北方領土返還要求北海道・東北国民大会」は、両地域の世論集結に大きな役割を果たしています。