決死の脱出~体験談 その2
ある島民は決死の覚悟で脱出した時の様子をこう語ります。
何とか逃げ出そうと決意し、真夜中にソ連兵の目を逃れ、船のある海岸にたどりつきました。
当時の漁船はみんな焼玉エンジンで、焼玉を真っ赤になるまで焼かなくてはならず、しかし焼玉を焼くと船外に明かりがもれてしまい、発見されてしまいます。
そこでエンジン室を覆い隠して焼玉を焼きました。
エンジン室は油煙が充満し、あまりの息苦しさに窒息しそうになりましたが、家族を思い、死んではならないと必死に頑張ったそうです。
やっとエンジンがかかると、転がるように外に飛び出し、一気に沖へ突っ走りました。
気づいたソ連兵の発砲音が立て続けに聞こえましたが、弾はあたることなく、脱出は成功したそうです。
何とか逃げ出そうと決意し、真夜中にソ連兵の目を逃れ、船のある海岸にたどりつきました。
当時の漁船はみんな焼玉エンジンで、焼玉を真っ赤になるまで焼かなくてはならず、しかし焼玉を焼くと船外に明かりがもれてしまい、発見されてしまいます。
そこでエンジン室を覆い隠して焼玉を焼きました。
エンジン室は油煙が充満し、あまりの息苦しさに窒息しそうになりましたが、家族を思い、死んではならないと必死に頑張ったそうです。
やっとエンジンがかかると、転がるように外に飛び出し、一気に沖へ突っ走りました。
気づいたソ連兵の発砲音が立て続けに聞こえましたが、弾はあたることなく、脱出は成功したそうです。
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