エリツィン大統領の訪日(1993年10月)

 10月11日、東京に降り立った大統領は、日露両国間の領土問題を含む2国間の関係と国際情勢について率直に協議を重ねました。
 この成果は東京宣言として結実しました。すなわち
*領土問題を北方四島の島名を列挙して、その帰属に関する問題であると位置づけたこと。
*歴史的、法的事実に立脚し、両国の間で合意の上作成された諸文書及び法と正義の原則を基礎として解決する
との明確な交渉指針が示されたことです。
 そして当然の帰結として、ロシアがソ連と国家としての継続性を有する同一の国家であり、日本とソ連との間のすべての「条約その他の国際約束」は、引き続き適用されることを確認されました。
 また大統領は共同記者会見において、かかる「条約その他の国際約束」の中に1956年の日ソ共同宣言が含まれることを明らかにしました。
エリツィン