風蓮湖の氷下待ち網漁

別海町歴史文化遺産 第15号

風蓮湖の氷下待ち網漁網上げの様子

風蓮湖の氷下待ち網漁網上げの様子

  • 認定区分 無形民俗文化財
  • かな名称 ふうれんこのこおりしたまちあみりょう
  • 認定年月日 令和3年7月28日 
 
 明治中期に始まった風蓮湖の氷下待ち網漁は、冬期間結氷する風蓮湖で行われる伝統的漁法です。氷の下に小型の定置網を仕掛けてコマイなどを獲る特異な技術は、改良を重ねながら長年にわたって引き継がれてきました。
 氷下待ち網漁は、走古丹の歴史とも深く結びついています。昭和初期のサケマス不漁を契機に海岸部から風蓮湖内での漁に生活の拠点を移しましたが、漁業者がこの地で冬場の生活していく上で、生魚が不足する冬期間に行える氷下待ち網漁は欠かせないものでした。ヤウシュベツ川河口付近には漁のための番屋が置かれ、そこで冬期間の生活が営まれていました。
 捨て置かれた雑魚を狙ってオジロワシやオオワシが飛び回る様子は圧巻で、この時期の風蓮湖の風物詩となっています。