昭和小学校跡
別海町歴史文化遺産 第9号
- 認定区分 有形文化財
- かな名称 しょうわしょうがっこうあと
- 認定年月日 平成28年2月26日
- 所在地 別海町別海169番地4
昭和地区は1896(明治29)年から入植が始まり、1910(明治43)年には上杉正太郎氏の倉庫を仮校舎として別海尋常小学校附属西別特別教授場が開設、翌年西別尋常小学校と改称しました。移住者の増加のため校舎が狭くなり、1916(大正5)年に18線(現在地)に校舎を移転新築しています。この時の児童数は33名でした。西別市街地(現在の別海市街地)にあった小学校の名称が中西別尋常小学校から西別尋常小学校に改称されたことに伴い、1931(昭和6)年に昭和尋常小学校と改称しました。これ以降、地域名も昭和と称されることになりました。1941(昭和16)年には昭和国民学校に、1947(昭和22)年には昭和小学校に改称しました。
1969(昭和44)年3月31日、340名余りの卒業生を輩出してきた昭和小学校は、西別小学校(現在の別海中央小学校)に統合されて閉校し、跡地に昭和地区会館が設置されました。
出典
- 昭和部落八十八年史編集部会編『昭和部落八十八年史』(1985年)
- 楢山満夫『懐かしき―学び舎―(改訂版)』(2017年)
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