北矢臼別火の見櫓(やぐら)の半鐘
別海町歴史文化遺産 第20号
北矢臼別火の見櫓(やぐら)の半鐘
- 認定区分 有形文化財
- かな名称 きたやうすべつひのみやぐらのはんしょう
- 認定年月日 令和7年3月13日
- 所在地 別海町別海270番3
1927(昭和2年)に入植が始まった北矢臼別地区に火の見櫓が作られたのは、その翌年の1928(昭和3)年頃です。その後火の見櫓は解体されて半鐘だけが個人宅に保存されていましたが、1993(平成5)年の釧路沖地震で破損した「開拓之碑」の修繕とともに、半鐘再設置の提案が町内会から出され、同年9月に古電柱をもらい受けて現在の会館敷地に設置しました。その後2018(平成30)年頃に道路拡張工事のために古電柱と半鐘を撤去し、半鐘は北矢臼別会館に保管されました。町内会から半鐘を再設置する意見が出され、2020(令和2)年6月に地元道路工事業者の協力を得て再設置されて現在に至ります。
戦時中の金属供出によって失われた半鐘も多い中、地域で大切に保管されてきたこの半鐘は、北矢臼別地区の歴史を現在に伝える貴重な物証です。
戦時中の金属供出によって失われた半鐘も多い中、地域で大切に保管されてきたこの半鐘は、北矢臼別地区の歴史を現在に伝える貴重な物証です。
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