マイナンバーカードの電子証明書

マイナンバーカードの電子証明書について

 マイナンバーカードには、「署名用電子証明書」と「利用者証明用電子証明書」を搭載することができます。
 マイナンバーカードの交付申請をする際に、電子証明書が不要である旨の申し出がない限り、原則としてマイナンバーカードには電子証明書が搭載された状態で交付されます。

電子証明書の種類とそれぞれの特徴について

署名用電子証明書

 インターネット等で電子文書を作成・送信する際に利用します(例:e-Tax等の電子申請)。「作成・送信した電子文書が、利用者が作成した真正なものであり、利用者が送信したものであること」を証明することができます。
 署名用電子証明書には氏名、住所、生年月日、性別の情報が搭載されていますので、結婚や引っ越しなどで氏名や住所に変更があると、いったん証明書が失効します。
 新しい氏名や住所で署名用電子証明書を発行したい場合は、電子証明書の新規発行手続きが必要となります。
 なお、15歳未満の人や成年被後見人は、署名用電子証明書は取得できません。利用者証明用電子証明書は、取得可能です。

利用者証明用電子証明書

 インターネットサイトやコンビニ等のキオスク端末等にログインする際に利用します(例:マイナポータルへのログイン、e-Taxへのログイン、コンビニでの住民票等の交付)。「ログインした者が、利用者本人であること」を証明することができます。
 署名用電子証明書とは異なり、氏名や住所に変更があっても失効することはなく、そのまま利用することができます。