認知症サポーターについて

 認知症サポーターとは、認知症に関する正しい知識と理解を持ち、地域や職域で認知症の人や家族に対して、できる範囲で手助けをする人のことです。
 およそ90分の養成講座を受講することで誰でもなることができます。特別な職業や資格ではなく、サポーターは自分の日常生活の中で認知症への理解と支援の心をもって行動するだけです。

認知サポーターの役割

(1)認知症に対して正しく理解し、偏見をもたない
(2)認知症の人や家族を温かい目で見守る
(3)近くの認知症の人や家族に対して、自分なりにできることから実践する
(4)地域でできることを探し、互いに協力する
(5)まちづくりを担う地域のリーダーとして活躍する

認知症サポーター養成講座について

 生涯学習出前講座「ふれあいトーク宅配講座」として、認知症サポーター養成講座を受講することができます。キャラバンメイトと呼ばれる認知症サポーター養成講座の講師が地域(例:学校の授業、町内会、企業、職域団体など)へ出向いてお話をします。
※「ふれあいトーク宅配講座」の申込み・問合せは別海町教育委員会生涯学習課(生涯学習センター内 TEL:0153-75-2146)へ

養成講座の内容

約90分の講座を無料で受けることができます。「認知症とは何か」という話から始まり、認知症を発症すると現れるさまざまな症状についてなど、認知症の基本を知る内容となっています。

受講後は・・・

 「認知症の方の支援には興味があるけど、サポーターとなった後は大変そう・・・」と、養成講座の受講をためらう方がいるかもしれません。
 認知症サポーターになっても、なにか特別なことをするわけではありません。認知症の方に対する良き理解者となり、周りに認知症で悩んでいる人がいれば、温かい目で見守り、できる範囲でサポートするだけでも十分です。