水産業の概況

漁業の概況

 別海町の漁業形態は、定置網による秋サケ漁と5トンから20トン未満船によるホタテ・ウニ・ホッキ桁網漁、小型船によるカレイ・ニシン漁、打瀬舟によるホッカイエビ漁などを主力とする沿岸漁業です。
 別海町では早くから栽培漁業に着手し「獲る漁業」から「育てる漁業」への転換を進めたことで増殖事業が定着し、安定した漁獲量に繋がっています。その「育てる漁業」の主力をなしているのはホタテガイ漁業とサケ定置漁業で、全体水揚げの80%強を占めています。
 これら増殖事業に加え、平成8年度からウニ種苗育成センターが、平成12年度からニシン種苗生産センターが稼動し、前浜資源の維持増大に努めています。
漁協名野付漁業協同組合別海漁業協同組合合計
組合員数249人89人338人
准(地区内)10人0人10人
合計259人89人348人
役員数理事10人9人19人
監事3人3人6人
職員数40人14人54人
(令和4年12月時点)
 

関連リンク

町内の漁港

別海町には4つの漁港があります。
  • 第二種 尾岱沼漁港
  • 第一種 床丹漁港
  • 第一種 別海漁港
  • 第一種 走古丹漁港
※第○種とは?
第一種漁港 その利用範囲が地元の漁業を主とするもの
第二種漁港 その利用範囲が第一種漁港より広く、第三種漁港に属しないもの
第三種漁港 その利用範囲は全国的なもの

各漁港の利用状況

  • 登録漁船数
 漁船は北海道によりその情報を登録されることになっており、下表の数値は各漁港を拠点として登録されている漁船の隻数です。
  • 利用漁船数
 その年に各漁港を利用した隻数であり、下記の数値は各漁港の登録漁船のうち、その漁港を利用した漁船数を「地元利用漁船数」とし、登録漁港ではない漁港を利用した漁船数を「外来利用漁船数」としています。
R4年12月末現在登録漁船数地元利用漁船数外来利用漁船数
隻数総トン数隻数総トン数隻数総トン数
尾岱沼漁港3t未満219296.0117157.1--
3~5t38173.822106.114.4
5~10t54432.220192.228263.7
10~20t27428.022366.0--
無動力漁船------
合計3381330.0181821.429268.1
床丹漁港3t未満6794.43542.5--
3~5t1662.5725.7--
5~10t975.916.2--
10~20t------
無動力漁船------
合計92232.84374.400.0
別海漁港3t未満114167.65288.0--
3~5t1243.4619.7--
5~10t869.1760.6--
10~20t228.0228.0--
無動力漁船------
合計136308.167196.300.0
走古丹漁港3t未満79123.33449.5--
3~5t2593.8516.9--
5~10t1193.6870.3--
10~20t226.0111.0--
無動力漁船------
合計117336.748147.700.0