野付の千島桜

野付の千島桜
  • 指定区分 天然記念物
  • かな名称 のつけのちしまざくら
  • 指定年月日 昭和56年12月11日
  • 所在地 別海町尾岱沼潮見町217番地1
  • 樹種・数量 チシマザクラ・1本

 「野付の千島桜」は、1906(明治39)年頃、当時3年生だった子どもたちが野付半島から小舟で3本を運搬して現在の野付小学校敷地内に移植したうちの1本と伝えられるもので、ここで学んだ人々の思い出の桜になっています。毎年5月初旬から中旬頃にかけて白や淡紅色の花が開花し、9月頃になると紫黒色の果実をつけます。

近年の開花・満開日

  • 平成26年5月12日開花 5月15日満開
  • 平成27年5月4日開花 5月11日満開
  • 平成28年5月13日開花 5月18日満開
  • 平成29年5月14日開花 5月19日満開
  • 平成30年5月11日開花 5月17日満開
  • 令和元年5月9日開花 5月15日満開
  • 令和2年5月9日開花 5月12日満開
  • 令和3年5月9日開花 5月13日満開
  • 令和4年5月7日開花 5月9日満開
  • 令和5年5月2日開花 5月5日満開
  • 令和6年5月4日開花 5月12日満開
  • 令和7年5月12日開花

開花時期や現在の様子については、下記の野付小学校のホームページからご覧ください。

地図情報

令和2年5月12日撮影

樹木医による治療について

 野付の千島桜は樹齢100年を超える老木であり、てんぐ巣病や幼果菌核病などの病気にもかかっています。このため、樹木医よる治療を継続的に実施しています。
 治療の内容や様子については、下記の報告書をご覧ください。