旧柏野尋常小学校奉安殿
- 指定区分 有形文化財
- かな名称 きゅうかしわのじんじょうしょうがっこうほうあんでん
- 指定年月日 平成25年5月24日
- 所在地 西春別105番地11
昭和12年、柏野尋常小学校(現在柏野会館がある位置)の敷地内に奉安殿が建設されました。奉安殿とは、明治以降、学校に下賜された天皇・皇后の御真影(写真)や教育勅語謄本を納めていた建物のことです。
この奉安殿は、終戦前の昭和19年に同校が廃校になったことにより、その後地元の神社本殿として使われることになり、戦後の奉安殿撤去命令の対象外となったことから、現在に至るまで残っていると考えられます。また奉安殿内部には、御真影などを納めておく棚が現存しています。
奉安殿が現在も残っていることは稀で、町内に現存する奉安殿は本物件以外には確認されていません。
このように本物件は、戦前の小学校で実施されていた教育を物語る極めて重要な歴史遺産です。
平成27年度に保存修理工事を実施しております。
- 解説資料1(PDF形式:1MB)
- 解説資料2(PDF形式:141KB)
- パンフレット表(PDF形式:332KB)
- パンフレット裏(PDF形式:210KB)
地図情報
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