旧別海村営軌道風蓮線奥行臼停留所

令和5年10月22日(日)から12月初旬まで旧村営軌道風蓮線奥行臼停留所に屋外展示している自走客車と機関車の塗装工事を行います。工事期間中は車両の見学ができませんので、ご了承願います。なお、村営軌道待合室は工事期間中も通常通り公開しています。
旧別海村営軌道風連線奥行臼停留所
  • 指定区分 有形文化財
  • かな名称 きゅうべつかいそんえいきどうふうれんせんおくゆきうすていりゅうじょ
  • 指定年月日 平成9年5月19日
  • 所在地 奥行15番地55

 旧村営軌道風蓮線は、道開発事業として実施され、昭和38年に国鉄奥行臼駅から上風連小学校までの一部が開通しました。
 翌年の昭和39年には、役場上風連出張所までの延長工事が完了し、地域住民の交通手段として利用されてきました。

 この軌道の完成は、同地域唯一の交通機関であり、冬期間の風雪に耐える近代設備は、生活・生産物資の輸送に大きく貢献しました。
 しかしながら、時代の流れや自動車の普及とともに利用度は減少し、昭和46年3月をもって廃止されました。

 現在、奥行(旧奥行臼)に残されている施設は別海町の近代遺産として大変貴重なものです。

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