「釧路・根室広域地方税滞納整理機構」に加入しました

釧路・根室広域地方税滞納整理機構

 町民の皆さんへ行政サービスを提供していくためにとても大切な税金。

 しかし、中には税金を納付できる資力があるにもかかわらず税金を納付しないなど、特に悪質と思われる滞納案件も存在します。

 このような状況を放置していると、きちんと納めている人と納めていない人との間に不公平感が生まれたり、町民の皆さんに良好な行政サービスを提供していくことが難しくなってしまいます。

 この状況を解決していくため、議会の議決を受け、別海町も平成21年度から「釧路・根室広域地方税滞納整理機構」に加入しています。

どんな組織?

 釧路・根室管内の町村で構成される「釧路・根室広域地方税滞納整理機構」は、平成19年4月1日に設立され、現在、釧路振興局管内7町村(釧路町、厚岸町、浜中町、標茶町、弟子屈町、鶴居村、白糠町)、根室振興局管内4町(別海町、中標津町、標津町、羅臼町)で構成されており、共同して滞納整理を行う組織です。
 道と構成町村から派遣された職員が徴収対策チームを結成し、構成町村から引渡しを受けた滞納事務の処理を行います。

機構の仕事は?

 町村の催告に応じない悪質な滞納者や高額滞納者などについて、滞納処分を前提として各町村から機構に事務が移管されます。
 機構では、移管された滞納者について財産調査や捜索、差し押さえ、公売などを行います。
 機構と町村が共同で税収を確保することで、収納率の向上を図ります。

 町は、納税意識が低いと判断される場合や、差し押さえが必要と判断される場合などは、機構に事務を移管して滞納処分を進めることになります。
 町税は、町の行政サービスを支える大切な財源ですから納期限内に納税されるよう、あらためてお願いします。
 また、失業や病気、災害などで納税が困難な場合は、税務課窓口で早めにご相談ください。