千島連盟別海町支部から皆さんへ

 日本人が開拓し、私たちの祖父母が住み暮してきた「北方四島」は現在ロシアが実行支配しています。私たちの父母・祖父母は終戦後まもないソ連軍の進駐と不法占拠の前に成す術がありませんでした。
 しかし、そこは財産もあれば先祖の墓もある紛れもない日本の領土です。
 私たちは北方領土がロシアから平和裏にかつ早期に返還されるよう活動しています。
 そこで生れ育ったロシア人を追い出すつもりはありません。
 しかし、私たちの暮す町の目の前にひろがる海で、国境線とはいえない線をめぐってロシア軍に銃撃された日本人がいます。この悲劇は現実に起きたことで、いまだ領土問題が解決しないことに端を発しています。
 長い年月、さまざまな理由から日本国内でも北方領土問題が歴史の時間にも取り上げられることはありませんでした。
 今でも決して全国的な運動の拡がりとはいえない。何十年もたって何を言っているのだという中傷も聞こえてきます。ロシア側の考えでは四島は戦利品で話しあう余地は全くありませんでした。
 そのため長い年月ロシア(ソ連)と長く交渉のテーブルに着くことができず、私たちの先人たちは苦労の連続でした。
 「領土問題」これが国の問題でなくして一体どこの問題なのでしょうか。
 北方領土の歴史と返還運動の歴史を知っていただき、元島民や一地域の問題でないことを皆さんに是非考えていただきたいと思います。