鳥インフルエンザ発生状況について

令和7年4月26日(土)及び5月1日(木)に、別海町で回収された死亡野鳥(オオハム・アビ類・アカエリカイツブリ・ウトウ)のべ9羽について、5月2日(金)及び3日(土)に環境省が簡易検査を実施したところ、A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されました。今後、国立環境研究所で高病原性の検査を実施します。

環境省は、回収地点の半径10kmの区域内を野鳥監視重点地域に指定し、野鳥の監視を強化することとしています。

〈今後の道の対応〉
(1) 根室振興局は、野鳥監視重点区域における監視を強化します。
(2) 回収地点から半径3km 以内の区域内に家きん飼養農場はありません。ま た、現時点で道内の家きん飼養農場から異状を認める報告はありません。
(3) 北海道海外悪性伝染病警戒本部幹事会構成員には情報共有をもって発生 予防対策の徹底を図ります。

高病原性鳥インフルエンザは、感染した鳥と密接に接触するなどの特殊な場合を除いて、通常では人に感染しないと考えられていますので、日常生活においては過度に心配する必要はありません。

野鳥の接し方について次の事項に注意してください。
〇 死んでいたり、衰弱している野生動物を見つけたときは、素手で触らないようにしましょう。
〇 野生動物やその排泄物に触れた後は、手洗いとうがいをしましょう。
〇 水辺等に立ち寄って、野鳥のフンを踏んだ場合は念のために靴底を洗いましょう。

野鳥が死んでいるのを見つけたら、根室振興局環境生活課か別海町役場生活環境課までご連絡ください。

根室振興局環境生活課 0153-22-2810(直通)