別海町合葬墓のご案内

 1 別海町合葬墓とは

 別海町合葬墓は、生活様式や価値観の多様化、少子高齢化や核家族化などにより社会を取り巻く環境が急速に変化する現状において、安心して暮らせる環境づくりのひとつとして、家族や親族によるお墓の継承や管理に不安のある方、経済的な事情からお墓を持てない方などに対し、埋蔵(お墓に遺骨を納めること)方法の選択肢を広げることを目的に建立しました。
 合葬墓とは、ひとつのお墓に複数の焼骨(火葬後の遺骨)を埋蔵する合葬式のお墓で、別海町合葬墓は約1,800体の焼骨を埋蔵することができます。
 管理は別海町が行いますので、継承者の問題やお墓が放置されるなどの心配はありません。

 2 場所

 別海町別海402番地1 べつかい霊園内

 3 使用資格

 別海町合葬墓を使用できる方(申請者)は、町営墓地を使用していない方、または使用している町営墓地の区画を返還する方で、次のいずれかに該当する方です。
 1.  改葬の場合 
  • 別海町に住所または本籍を有している方
  • 別海町内に所在する墓地または納骨堂(民営の墓地や納骨堂も含む)から改葬しようとする方(住所・本籍は問いません)
     
 2.  改葬以外の場合
  • 別海町に住所または本籍を有している方
  • 別海町に住所または本籍を有していた故人の焼骨を埋蔵しようとする方(住所・本籍は問いません)
     
 3.  上記のいずれにも該当しない方で町長が特別の理由があると認めた方 

 4 使用料

  1. 申請者が別海町民の場合 
    焼骨1体につき 10,000円
    (ただし、複数の焼骨を一度に改葬する場合は上限額50,000円)
     
  2. 申請者が別海町民以外の場合
    焼骨1体につき 16,000円
    (ただし、複数の焼骨を一度に改葬する場合は上限額80,000円)
 
  • 使用料の減免
     申請者が生活保護受給者またはそれに準じていると町長が判断したときは、使用料を減免することができます。
     なお、合葬墓使用料減免申請書(第3号様式)等の提出が必要です。 

 5 申請に必要な書類

 別海町合葬墓への埋蔵を希望される方は、次の書類のうち必要なものを下記担当に提出してください。
 なお、使用資格の該当項目ごとに必要書類が異なりますので、「使用の可否判断と必要書類チェック」(下記リンク)を参考にご確認ください。
 
  1. 合葬墓使用許可申請書(第1号様式)
  2. 火葬許可証
  3. 住民票
  4. 戸籍の謄本または抄本
  5. 住民票の除票または戸籍の附票
  6. 改葬許可証(改葬の場合のみ)
  7. 1から6のほか、町長が必要と認める書類

 6 申請から納骨までの流れ

  • 火葬許可証の取得・改葬許可証の取得(改葬の場合のみ)
  • 申請
  • 申請書の審査・納骨日時の仮決定
  • 許可証・納入通知書の交付(納骨日時の決定)
  • 使用料の納付
  • 墓地区画の返還 ※町営墓地から改葬する場合のみ
  • 納骨

 7 納骨ができる期間と時間

  • 期間
     4月1日から11月30日までの積雪のない期間(役場の閉庁日は除く)
    ※積雪状況によりますので冬期間の納骨をご希望の場合は事前にお問合せください。
  • 時間
    午前9時から午後5時まで(正午から午後1時までは除く)

 8 注意事項等

  • ひとつのお墓に複数の焼骨を埋蔵する合葬式のお墓のため、一度埋蔵された焼骨はあとから返還することができません。ご親族等と十分に相談のうえで使用を決めてください。
  • 使用許可後、やむを得ず使用を取りやめることになった場合でも、原則として一度納付された使用料を返還することはできませんので、あらかじめご承知ください。
  • 副葬品など、焼骨以外のものを入れることはできません
  • 納骨後の参拝は自由にできます。ただし、供物や供花などは必ずお持ち帰りください。
  • ご親族等による読経などの宗教的な行為は、他の方の参拝の妨げにならない範囲で行うことができます。ただし、線香立てなどは常設していませんので必要に応じて各自ご用意ください。なお、町では宗教的な行為やその手配などは行いません。
  • 無宗教施設のため、人種、国籍、宗教、思想などの制限はありません。

 9 その他

 別海町合葬墓の使用等に関する詳細については、『別海町合葬墓 ご使用の手引き』をご覧いただくか、下記担当までお問合せください。