ダニ媒介感染症に係る注意喚起

 ダニ媒介脳炎については、これまで全国で6例確認(いずれも道内)されていますが、道内で本年2例目となる患者の発生が確認されました。
 マダニは、森林や草地など屋外に生息するダニで、ダニ媒介感染症(ライム病・回帰熱・日本紅斑熱・ダニ媒介脳炎・重症熱性血小板減少症候群(SFTS)など)の原因となる病原体を保有していることがあり、ヒトはマダニにかまれることでこれらの病気に感染することがあります。
 今の時季、山菜採りや登山・キャンプなどで自然とふれあう機会が増えることから、十分な予防対策に努めてください。

予防方法

 マダニにかまれないようにするには、マダニが多く生息する場所(山や草むらなど)に入る際に、長袖・長ズボンを着用するなど、肌の露出を少なくすることが大切です。

マダニにかまれたら

 無理に引き抜こうとせず、医療機関(皮膚科など)で処置(マダニの抜去、洗浄など)をしてもらいましょう。
 また、マダニにかまれた後、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱などの症状が認められた場合は医療機関で診断を受けてください。
 詳しくは北海道ホームページをご覧ください。