新生児聴覚検査費の助成

 別海町では道内の医療機関で実施された新生児聴覚検査において医療機関が定める検査金額を上限に費用の全額を助成します。

新生児聴覚検査とは

  早期に難聴の有無を発見するために赤ちゃんに行う聴覚検査です。
 難聴のあることを気づかずにいると、ことばの発達が遅れたり、コミュニケーションがとりにくいなどの支障が起きます。早く見つけて適切な支援をすることによって、赤ちゃんの言語の発達を助けることができます。
 しかし、通常の診察では判断することが困難なため、新生児聴覚検査を受けることをお勧めします。
 

対象検査方法

  自動難性脳幹反応(AABR)と耳音響反射(OAE)のふたつの方法があり、どちらも赤ちゃんへの負担はありません。

新生児聴覚検査受診票の交付

対象者

 検査を受ける際に保護者が別海町在住の方であり、新生児も別海町に住民登録する方

助成対象となる検査

  • 出産後、最初の新生児聴覚検査(生後1カ月頃まで)

助成額

  • 医療機関が定める検査金額を上限に全額助成

交付場所

母子健康センターにて妊娠後期の面談時に交付します。
※あらかじめ母子健康センターへ連絡をいただき、交付日時と場所を予約していただきます。
交付場所については下記の地図をご参照ください。
交付の時期については妊娠中の相談・面談をご参照ください。

注意事項

 確認検査(初回検査の結果が要再検査(リファー)となった場合におおむね1週間以内に実施する再検査)を実施した場合、母子健康センターに申請すると検査費用の全額を助成いたします。
 

申請方法

 確認検査を実施したら、次の申請に必要なものをお持ちのうえ別海町母子健康センターまでお越しください。
※あらかじめご連絡いただき、来所される日時をご相談ください。
申請は検査を実施した日からおおむね3カ月以内に行ってください。
後日審査のうえ、助成決定額を指定された口座へ振り込みます。

申請に必要なもの

  • 自費で支払った新生児聴覚検査(確認検査)費用がわかる医療機関の明細書とその領収書(原本)
  • 母子健康手帳(または聴覚検査結果の記載があるページのコピー)
  • 振込先口座(申請者名義)などが確認できるもの
  • 印鑑(認印)

道外の医療機関で新生児聴覚検査を実施された場合

 新生児聴覚検査にかかった費用は助成されますので、受診後できるだけ早く申請に必要なものをお持ちのうえ、別海町母子健康センターまでお越しください。
 詳しくは道外へ里帰り出産時の各種費用の助成をご参照ください。
 

出産した医療機関で新生児聴覚検査を受けなかった場合

 退院後、新生児聴覚検査を行っている医療機関を受診されることをお勧めします。