地域おこし協力隊の募集について

 別海町では、令和7年度随時採用枠の地域おこし協力隊を募集しています。

別海町が「地域おこし協力隊」を募集する背景

イメージ
 別海町は、生乳生産量が47万トン以上で日本一、ホタテ漁獲量が年間約1万6千トン、ホタテ以外の漁獲量が約6千トンを誇り、乳製品、海産物の分野で日本の食卓を力強く支えてきました。そして、北海道別海町ならではの食材を通じて、食の場を彩り、食べる楽しみを提供してきました。

 日本の食生活を支え、食べる楽しみを提供している一方で、1961年をピークに、町の人口は減少しています。このままでは、食べる楽しみのみならず、生きていく上での食べ物の確保ができなくなるかもしれません。これからも、食を中心として日本、世界に貢献していくためには、別海町を盛り上げていくことが重要であると使命感を感じているところです。

 そこで、このまちを盛り上げる活動をともに取り組んでいただく「地域おこし協力隊」を募集しています。あなたの経験や知識、熱い想いをぜひ注いでいただき、日本の食の維持発展に寄与しながら、別海町で充実した人生を歩んでいただけると嬉しいです。
 あなたの力を貸してください。

募集分野

まちづくり分野

地域活動サポート(1名 雇用型)

 町民によるまちづくり活動を一層促進するため、まちづくり補助金等制度を効果的に運用することが求められています。町民によるまちづくり活動を一層促進するため、まちづくり補助金等制度を効果的に運用することが求められています。そのため、関係者同士をつなぐ「仲介役」と、住民の制度活用の「サポート役」として住民に寄り添いながら活躍する地域おこし協力隊を募集します。

インナープロモーション活動(1名 雇用型)

 人口減少により、人と人とのつながりが希薄化し、町民同士による支えあいの力が低下傾向にあります。この解消に向け、広報別海および町公式SNS等によるインナープロモーションを強化し、地域の魅力を町内外に広く発信することで、住民の地域への関心と理解を深め、人と人とのつながりの強化につなげたいとの目的から、プロモーションに長けた地域おこし協力隊を募集します。

まちづくり人材発信(計2名 雇用型1名、委託型1名)

 まちづくり人材が増員している一方で、具体的な活動内容が町民に十分伝わっていない状況にあります。そのため、地域おこし協力隊等の活動内容や成果、住民連携事例を効果的に情報発信し、制度理解と信頼関係構築を推進する人材を募集します。

シティプロモーション活動(1名 雇用型)

 本町の地域資源や魅力の発信により対外的認知度は向上しつつありますが、人口減少対策と地域活性化のため、さらなる強化が求められます。戦略的な情報発信とブランド化による関係人口拡大が急務となっており、デジタルマーケティングと地域価値創造の知識を有する人材を募集します。

人口戦略分野

大学連携推進(2名 雇用型)

 人口減少の中でも特に若年層の都市部への流出が顕著であるほか、保育士等の専門人材の担い手不足が深刻化している状況にあります。大学などの高等教育機関との連携により、若年層の専門人材等と地域の関係値を高め、卒業後の進路として町内就労を促すため、大学と連携して施策を検討、実施する人材を募集します。

女性活躍推進(2名 委託型)

 本町の人口動態を分析した結果、社会減の主な要因である若年層の女性のUターンを促すことが必要となっています。町内における女性の活躍を推進することで当該年代のUターンを促すため、女性が活躍する社会、女性にとって魅力的なサービス、業種の創出を目指して活動する人材を募集します。

空き家活用(2名 雇用型)

 本町への移住希望者が、適切な住宅を見つけられずに移住を断念するケースが頻発しており、人口減少対策の重大な阻害要因となっています。この課題解決のため、空き家の活用促進と移住者向け住宅支援制度の構築が急務となっていることから、住宅確保支援に取り組む人材を募集します。

関係人口創出(1名 雇用型)

 移住促進から「関係人口創出」への戦略転換を図るため、魅力的な体験プログラムの開発と継続的な関わりの仕組みづくりが急務となっています。そのため、これらを総合的にコーディネートし、新たな交流基盤構築を専門的に推進する人材を募集します。

若者増加促進(1名 委託型)

 将来にわたり日本の食卓を幸せにする使命が別海町にはあります。予測不能な時代 に突入した現代、別海町が生産地として観光地として魅力を磨き上げていくために は、若者のエネルギーやアイデアが欠かせません。 若者が若者を呼び、若者たちが仕事と暮らしを面白がれる、そんな別海町を実現 するため、若者人材を募集します。

別海パイロットスピリッツ支援活動(2名 委託型)

 日本最東のプロ野球チーム「別海パイロットスピリッツ」が令和6年に設立され、令和7年度シーズンから北海道フロンティアリーグに参戦しました。別海町初のプロスポーツチームの誕生により、スポーツを通じた地域活性化が期待される中、他チームの本拠地での試合時等に選手をはじめとしたチーム関係者を安心安全に送迎する運転手の確保が課題になっているため、専任のバス運転手を募集します。

産業振興分野

野菜・果物栽培研究活動(1名 雇用型)

 地球温暖化による気候の変化が、本町における酪農・畜産以外の新たな農業の可能性を高めています。新たな地域資源の柱となり得るか、野菜・果物栽培の実証実験活動にチャレンジする人材を募集します。

観光拠点おもてなし推進(2名 委託型)

 観光アンケートや議会の一般質問を通じて、過去から「第2の道の駅」など集客拠点の整備を求める声が寄せられています。 現存する「道の駅おだいとう」において、観光客へのおもてなし、商品開発、PR・企画立案など、集客拠点に欠かせない人材を募集します。

ものづくり支援(3名 委託型)

 国内屈指の生産力を誇る本町ですが、地場の加工力には、まだまだ伸びしろがあることから、町内の遊休施設を活用した、ものづくり拠点を整備する構想を描いているところです。 地域の更なる発展を目指し、それらの拠点で新たな商品開発に取り組む「ものづくり人材」を募集します。

新しい観光推進(1名 雇用型)

 別海町の観光客は、観光地めぐりや食イベントなど「見る・食べる」が中心となっています。これらは一定の集客は見込めますが、今後大きな増加は期待できない状況です。また、現在の観光トレンドは「体験する」観光へと変化しており、別海町でも体験型の新しい観光に取り組む必要があります。そのため、こうした取り組みを企画・運営できる人材が不足していることから、新しい観光推進に取り組む人材を募集します。

中小企業者・商店街活性化(1名 雇用型)

 本町では、商店街振興イベントや、経営改善、創業支援に係る学習会の開催など地域の中小企業者の価値を高めることが求められています。 そのため、多様にある業種・業態に寄り添い伴走する人材が必要な状況にあることから、地域事業者の支援に意欲的に取り組む人材を募集します。 

中小企業者・商店街活性化(1名 委託型)

 本町では、商店街振興イベントや、経営改善・創業支援、事業承継案件の掘り起こしなど地域の中小企業者の価値を高めることが求められています。 そのため、地元企業の持続可能性とともに、地域の持続可能性が高まるような企画の実施を行う人材を募集します。 

生活基盤分野

野生鳥獣対策(1名 雇用型)

 近年、ヒグマの目撃情報が著しく増加しており、家畜が襲われ死亡する被害や野犬の群れによる家畜被害も発生しています。 今後、更なる家畜被害や人への被害も懸念されることから対策が急務となっており、また、増え続けるエゾシカの個体数管理も継続した課題となっていることから将来的にガバメントハンターを担える人材を募集します。

公共交通対策(1名 雇用型)

 本町では、自家用車の普及や人口減少による公共交通の廃線・減便に伴う交通空白地域の拡大のほか、高齢者の移動手段の確保が深刻な課題となっています。また 本町の今後の方向性を定める地域公共交通計画を作成するため、外部からの新たな視点と活力をもった人材を募集します。

その他の分野

ふるさと応援推進(2名 雇用型)

 地域活性化に向けた事業を多角的に展開していくためには、事業内容を適切に周知し、理解、応援されることが重要な要素の1つです。企業版ふるさと納税やクラウドファンディングなどを通して町外に向けて事業内容をPRし、全国から応援される自治体づくりの推進に取り組む人材を募集します。

ふるさと納税大学院(計6名 雇用型4名、委託型2名)

 日本屈指の食糧生産基地として、別海町の特産品を全国の食卓に届ける使命を果たし続けるため、地域再生にチャレンジした多くの経験から得られたノウハウを多くの若者に伝え、地域再生に寄与する人財を育成するプログラム「別海町ふるさと納税大学院」を組成しました。ふるさと納税の実務を通して”人財育成”と”地域活性化”の両立が図られる日本初となるプログラムに参加する、若く、熱意のある人材を募集します。

活動提案型又はフリーミッション(3名 委託型)

 任期満了後、行政のアウトソーシングを想定した地域協力活動を行う人材、又はヨソモノ目線を活かした”柔軟な発想”と”自身の持つ技術・経験・人脈”を掛け合わせた地域活性化に取り組む人材を募集します。

退任後のイメージ

 着任されたすべての方に、任期満了後も別海町へ定住いただき、引き続きご活躍いただきたいと考えており、以下のようなキャリアや選択肢を想定しています。
 
  • 起業をしてビジネスを通して地域を盛り上げる
起業された場合は補助制度があります
  • 地元の民間企業に就職して地域に貢献する
  • 観光施設関連の滞在拠点で、管理者又は従業員等として活躍する
  • 行政機関に就職して、地域の活性化に従事する
  • 人脈を活かして、別海町と町外の人やビジネスをつなげていただく

任用の種類

関連リンク

応募方法、選考ステップ等

 以下の書類を電子フォームで提出してください。
  1.  別海町地域おこし協力隊応募用紙
  2.  履歴書(任意書式。ただし、顔写真貼付のものとします。)
  3.  職務経歴書(任意書式)
※ 1の応募用紙は下記のリンクから、電子フォームで入力できます。
(2、3も添付することが可能です。)
※ 応募書類は返却いたしませんので、ご了承ください。取得した個人情報は、「個人情報の保護に関する法律」に基づき適正に管理し、目的以外に使用することはありません。
※ 内定後、地域要件を満たしているかを確認するため、住民票の写しの提出を求めます。

 ご応募いただく前に、担当者とのカジュアル面談(WEB)を行うことも可能です。
 ご希望される方は、下記のフォームからお申込ください。
(応募フォームと兼用となっています。応募後の第1次選考でもカジュアル面談(WEB)を実施する可能性があります。)
 
  • 第1次選考(書類選考)
 提出書類による選考を行います。
 希望に応じて、町担当者等とのカジュアル面談(WEB)を行います。
 第1次選考結果は、随時応募者にメールで通知します。
 
  • 第2次選考(面接選考)
 第1次選考合格者を対象に、個人面接(WEB)を行います。
 第2次選考の日時については、応募者との調整の上決定します。

※応募前にWEB面談を実施することも可能です。
※WEB面談等を受けるために必要な機器の用意、システム使用料、通信料等は、応募者負担となります。
 
  • 別海町地域おこし協力隊員の決定
 第2次選考により、別海町地域おこし協力隊員を内定します。第2次選考結果は、メールで通知します。