野良猫や野生動物へのエサやりについて

お知らせ

無責任なエサやりはさまざまな問題を引き起こします。

近年、野良猫や野生動物に対する無責任なエサやりが原因で、地域の生活環境にさまざまな問題が発生しています。

善意から始まったエサやりでも、適切な管理が伴わなければ、かえって動物や地域住民にとって深刻な問題となることがあります。
 

野生動物の場合

  • 人馴(な)れによる危険 → 人への依存度が高まる
  • 農作物被害 → エサ場周辺での農業被害の拡大
  • 交通事故 → 道路への出没による事故の増加

野生動物へのエサやりは行わないでください。
野生動物は自然環境で生きていく能力を持っており、人からのエサに依存することで本来の生態系が破綻し、上記のような深刻な問題を引き起こします。

野良猫の場合

  • 野良猫の増加 → 避妊・去勢手術を受けていない野良猫が集まることにより、個体数が急激に増加
  • 生活環境の悪化・衛生上の問題 → 鳴き声、臭い、フン害による近隣トラブル

やむを得ずエサやりを行う場合の最低限のルール

※これらは問題を軽減するための方法であり、エサやり自体を推奨するものではありません。
  • 近隣住民に相談し、理解を得てください
  • 野良猫の繁殖を防ぐため、避妊・去勢手術を実施してください
  • 決まった時間・場所でのみエサをあげ、食べ残しは長時間放置しない
  • 周辺の清掃を毎回行う

飼い主の皆さまへ

  • 室内飼育の徹底をお願いします
  • 不妊去勢手術を実施してください
  • 首輪・マイクロチップなどで身元を明示してください

皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。