第7回学習会「文化・芸術はしご旅」

10月16日(日曜日)にアドベンチャースクール第7回学習会「文化・芸術はしご旅」が行われました。

 子どもたちが、文化芸術を鑑賞・体験し、豊かな「創造力・発想力」を育むことを目的とした、学習会を実施しました。

 第7回目の学習会は「社会科見学」の回であり、芸術の秋ということで「北海道立釧路芸術館」と「釧路市立美術館」の2館を巡る、はしご旅を実施しました。

 釧路まではバス移動となるため、少し早めに集合して出発しました。
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 最初は、芸術館実施されている、「祈りの造形 地域の記憶 厚岸・国泰寺の200年」の鑑賞から開始です。

 到着後、学芸員さんから展示物の説明と講義をしてもらいました。

 「なぜ、このような物が展示されているのか?」「このような物が使われていた時代は、どんな暮らしをしていたのか?」など、展示物と関連して様々な説明をしていただき、子どもたちの学習が深まりました。
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 講義が終わると、次は展示品を見学します。

 今回は、展示物をしっかりと見て様々なことを学んでほしいという意図を深めるため、iPadを活用したフォトラリー形式を用いて見学を実施しました。 
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 見学は、中高生リーダーを中心に3グループに分け、フォトラリーの9項目を達成しながら行います。

 見学中は学芸員さんも同行し、展示物についての説明などをしていただきました。
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 昼食までに時間があるため、芸術館周辺の探索や釧路漁港の見学も併せて実施しました。

 館内以外にも、街にはたくさんの芸術作品があるため、各グループで探していきます。
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 昼食を終えると、次は美術館へ移動です。

 距離も近いので、歩いて移動を行い、街中の美術作品などをたくさん見つけて行きます。
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 美術館では、「小川けんいちワールド」を鑑賞しました。

 小川けんいちさんは、釧路市出身のイラストレーター・グラフィックデザイナーであり、作品や絵を描く行為そのものをとおしてして、「明るさ、楽しさ、優しさ、ユーモア、希望」を届けることをテーマに、道内の企業ロゴ作成からパッケージデザイン、個人のイラストまで幅広く手がけ、テレビドラマへのイラスト提供などを行っている方です。
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 子どもたちは作品の鑑賞をとおして、絵を描くことの楽しさ、絵の上手い下手に捉われず、自分の感覚を表現するアートの自由さを学びました。
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 少し時間が余ったため、帰り道にある別保公園に立ち寄り、ツリーハウスや遊具などの建築物という作品に触れ、紅葉する自然の中で身体を動かして、本事業は終了しました。
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 今後も、学校に通っているだけでは体験することができない、特別な活動を展開していきます。
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