第5回チャレンジスクール及び寿大学合同学習会「防災体験学習」を開催しました。

 令和6年9月8日(日)東公民館でチャレンジスクール及び尾岱沼寿大学合同学習会「防災体験学習」を開催しました。

 近年多発している地震や台風などによる大雨が続き、ニュースなどで報道され防災について皆さん高い関心を持ちたくさんの参加者が集まってくれました。

 初めに、地震から身を守るシェイクアウト訓練から実施しました。
 訓練用の音源に合わせて、机の下にもぐり、姿勢低くして頭を守り揺れが収まるまでじっと待ちます。
 日ごろから訓練している事もあり、子ども達もしっかりと自ら行動することができていました!
 
 次にグループに分かれて、ダンボールベッドの組み立てと体験を行いました。
 初めて見る防災用品に子ども達も興味津々です!
 講師の先生の説明を聞き、組み立てました。
 出来上がったベッドに「あったかい」「寝心地よくて気持ちいい」と周りを囲われた空間のベッドに大盛り上がりの子ども達でした。
 次に、中標津警察署の講師による防災グッズ作りを行いました。
 防災グッズは、新聞紙で作るスリッパそして、ペットボトルランタンの紹介をしてくれました。
 出来上がったスリッパを履いて「冷たくて気持ちいい」と走り回って大盛り上がりの子ども達!
 走っては破れ、また作っては走りとても笑顔で溢れていました!

 ペットボトルランタンでは、懐中電灯一つで公民館の集会室が程よく明るくなるほどの明かりを灯すことができ「こんなに明るくできるんだ」と寿大学生も驚いておりました。
 また、光を当てるペットボトルの中身も、ただの水よりもスポーツドリンクのような少し白濁したような物に光を当てた方が明かりも強くなり、会場をさらに明るく照らすことができました。
 
 そして、防災グッズの紹介として「簡易トイレ」の説明を聞きました。
 実際に避難された際、大きな問題となるのがトイレです。
 絶対に排泄は我慢せず行えるよう、水道水を排泄物に見立てて使い方の実演を行いました。
 「簡単!」「これならすぐ使えそう!」と真剣にお話を聞いていました。
 そして、最後は別海消防署による消防車の見学と放水体験を行いました。
 一つ一つ道具の説明や使い方を学びました。
 当日はとても天気も良く、気温も少し高かったこともあり、放水体験が始まると「あの水の下通ってもいい?」とお友達が放水をするとみんなで走り抜けてはべちゃべちゃになりながらの大盛り上がりの体験となりました!
 
 中に戻り、最後に非常食の試食をしました。
 お湯を入れ、試食の準備をしている間に防災クイズを行い、元気いっぱいに手を挙げて答えていました!
 5問全部に正解をしている子もいて、なんだかちょっと安心する先生でした。
 そうこうしている間に、非常食のご飯も出来上がり備蓄品にもなる缶詰をおかずに試食をしました。
 「普通にお米だ!」「おいしい!」と初めて食べる非常食もおいしくいただきました!
 

 今回の、防災体験はいかがだったでしょうか。
 いつ何が起こるかわからない自然災害に備え、一つでも何か頭の片隅に今回体験したことを忘れずにいてほしいなと思います。
 何も無いことが一番ではありますが、いざという時に子ども達のためになってくれればと思っております。
 また、ご協力していただいた講師の皆さんありがとうございました。
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