宮舞町湿原について
昨年7月、別海宮舞町にムセンスゲという希少種が自生する貴重な湿原(以下「宮舞町湿原」と呼びます。)があり、その一部が開発予定であることがわかりました。開発が予定されている2ヘクタールの湿原を町指定文化財に指定して町有地化すべく、近隣の代替地を提案して、土地所有者と交渉を重ねてきました。
その結果、土地所有者から代替地へは移転できないとの最終的な回答がありましたが、ムセンスゲが自生する区域を開発せずに温存するので、子どもたちの教育のためなど、自由に見てもらいたいとの申し出がありました。慎重に協議した結果、町としてこの申し出を受け入れることとし、これをもって土地所有者との交渉を終了することとしました。
湿原の重要な区域が残ることになったことから、今後その範囲について土地所有者と協議を行うとともに、どのように保存対策を講じていくか検討していきます。また、市街地そばにある身近な湿原であることから、子どもたちが地元の自然を学ぶための絶好の教材として活用していきます。
また、先月末、兼金沼湿原東部にムセンスゲの自生地があることがわかりました。今後専門家の協力を得て調査を進め、保護について検討していきます。
開発予定地の全面的な保護は叶いませんでしたが、これを契機に、町として自然保護行政により一層力を入れていく所存です。
その結果、土地所有者から代替地へは移転できないとの最終的な回答がありましたが、ムセンスゲが自生する区域を開発せずに温存するので、子どもたちの教育のためなど、自由に見てもらいたいとの申し出がありました。慎重に協議した結果、町としてこの申し出を受け入れることとし、これをもって土地所有者との交渉を終了することとしました。
湿原の重要な区域が残ることになったことから、今後その範囲について土地所有者と協議を行うとともに、どのように保存対策を講じていくか検討していきます。また、市街地そばにある身近な湿原であることから、子どもたちが地元の自然を学ぶための絶好の教材として活用していきます。
また、先月末、兼金沼湿原東部にムセンスゲの自生地があることがわかりました。今後専門家の協力を得て調査を進め、保護について検討していきます。
開発予定地の全面的な保護は叶いませんでしたが、これを契機に、町として自然保護行政により一層力を入れていく所存です。
令和4年5月20日 別海町長 曽根 興三
令和4年8月31日追記
土地所有者の承諾なしに宮舞町湿原に立ち入ることはできませんので、ご了承願います。
土地所有者の承諾なしに宮舞町湿原に立ち入ることはできませんので、ご了承願います。
別海町教育委員会
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