令和6年度 まちづくり活動紹介

 べつかい協働のまちづくり補助金【公募型】の交付を受けた団体のまちづくり活動をご紹介します。
 ※団体情報は令和6年度実施団体の事業完了したものの情報です。

ジビエ普及しNIGHT実行委員会

鹿角アクセサリー作り
  • 団体名
ジビエ普及しNIGHT実行委員会
(代表 児玉 博之)
  • 補助金交付年度
令和6年度
  • 主な活動地域
別海

団体立ち上げ経緯

ジビエ普及しNIGHT実行委員会は、別海町で有害駆除され廃棄されているエゾシカを有効活用し、子供たちに命の尊さや自然のありがたみを感じてもらいたいという思いにより、結成されました。

まちづくり活動

 近年、猟友会に加盟している方々の高齢化が進んでおり、駆除を行う担い手不足が原因となり、牧草や農作物の被害が懸念されている状況にあります。そのため、当実行委員会ではジビエフェスを開催し、若年層に鹿及び鹿肉の美味しさや狩猟自体に興味を持ってもらい、担い手不足の解消を目的としています。
 また、鹿の食害により、酪農家にとって害獣というイメージが根付いているため、本事業を通して、美味しく食べることのできる野生動物であるという意識改革を目指しています。
 
 イベント開催時には、普段触ることのできない鹿角で作るアクセサリーや初めて食べる鹿肉の味に目を輝かせる子どもたちの姿が見られました。

尾岱沼商工振興会

おだいとう夏まつり
  • 団体名
尾岱沼商工振興会
  • 補助金交付年度
令和6年度
  • 主な活動地域
尾岱沼
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団体立ち上げ経緯

尾岱沼商工振興会は、尾岱沼商工業者の親睦と経営改善発達を図り、地域経済の振興発展に寄与することを目的とし、立ち上げられました。

まちづくり活動

 当会では、別海町尾岱沼地区における地域の賑わい・人とのふれあい・地域の活力の維持発展を願い、イベントの主催や他イベントへの出店を行っています。
 今年度は例年行われている尾岱沼えびまつりや尾岱沼神社祭が中止になり、地域の賑わいや繋がり、活力の衰退が懸念される状況にありましたが、「おだいとう夏まつり」を主催し、地域の子どもたちの賑わう声や笑顔が見られ、事業実施後も満足度の高い声が多く寄せられました。
 また、地域の賑わいに加え、イベント限定商品開発の取り組みによる商工業の活性化や、町外からの出展者のSNS告知とイベント参加者のSNS投稿によって、尾岱沼および別海町の認知度の向上が図られました。
おだいとう夏まつり2

別海町ドッグマラソンクラブ

ドッグレスキューマラソン開催様子01
  • 団体名
別海町ドッグマラソンクラブ
(代表 徳田 正量)
  • 補助金交付年度
令和6年度
  • 主な活動地域
別海

団体立ち上げ経緯

別海町ドッグマラソンクラブは、保護犬愛護活動を中心としたコミュニティ活動を行い、犬を介した地域交流を目的とし、立ち上げられました。

まちづくり活動

 当会では、保護犬愛護活動を中心とした地域交流を目的とし、地域における犬との交流イベントを行うことで保護犬問題に興味を持ってもらい、保護犬や迷子犬のゼロを目指しています。
 令和6年11月2日に行われた「別海町ドッグレスキューマラソン」では、初めての開催ではありましたが、子どもから大人まで、たくさんの参加者が集まり、飼い犬を介したコミュニケーションを通して、交流を深める姿や広いフィールドを飼い犬と走る子どもたちの笑顔が見られました。
 また、大会当日には【NPO法人HOKKAIDOしっぽの会】の募金箱を設置し、保護犬愛護活動も行われました。

べつかい酪農女性プチサミット実行委員会

べつかい酪農女性プチサミット開催様子1
  • 団体名
べつかい酪農女性プチサミット実行委員会
(代表 小林 晴香)
  • 補助金交付年度
令和6年度
  • 主な活動地域
別海

団体立ち上げ経緯

べつかい酪農女性プチサミット実行委員会は、別海町の基幹産業である酪農畜産業に従事する女性たちが、農家生活の改善や農村文化の向上を目指して、農業女性たちの資質及び能力の向上を図り、社会的評価を高めることで、農家生活の向上と農業の振興に寄与することを目的とし、立ち上げられました。
 

まちづくり活動

 当会では、酪農に関わる女性を中心に酪農業界の活性化を促進させるために年に1回のプチサミットを開催しています。
 今回で3度目となる、令和6年10月9日に行われた「べつかい酪農女性プチサミット」では、「子牛」と向き合う・「自分」と向き合うをテーマに2名の講師を招き、基調講演やトークセッションを行い、さらに酪農業界に関する企業やグッズ販売などの出店、メディアに取り上げられたことにより今後の酪農業界全体の活躍を促進させました。
 また、女性だけではなく男女問わず様々な世代の方々が参加されており、子ども連れの女性も安心して参加できるように託児所の手配など細かな配慮が見られました。

尾岱沼RINC

尾岱沼オータムフェスト開催様子01
  • 団体名
尾岱沼RINC
(代表 藤村 亮太)
  • 補助金交付年度
令和6年度
  • 主な活動地域
尾岱沼

立ち上げ経緯

尾岱沼RINCは様々な活動を通じて地域住民や未来を担う子どもたちの活力につなげることを目的とし、活力あるまちづくりに熱意を持つ人たちの知恵やエネルギーを集め、魅力のあるまちづくりを行うため、結成されました。

まちづくり活動

 当会では、地域の人々が手を取り合い協力し、子どもたちの活力につなげるため、イベントの主催や、出店、開催協力等を行っています。
 今年度行われた尾岱沼オータムフェストでは、新型コロナウイルス感染症流行の影響や秋サケの不漁、えびまつりの中止等によりここ数年、家族での外出等の出足が鈍り、地域の活力が失われつつあるため、イベントを企画し子どもから大人までが元気が取り戻すため開催されました。
 また、抽選会の景品を町内飲食店で利用できる期限付き商品券を活用したことで、イベント後の町内飲食店の利用促進にもつながり、地域の活性化がより見込まれました。

光進泉川花火実行委員会

光進泉川花火大会様子01
  • 団体名
光進泉川花火実行委員会
(会長 木村 圭一)
  • 補助金交付年度
令和6年度
  • 主な活動地域
光進・泉川

団体立ち上げ経緯

光進泉川花火実行委員会は、過疎化が進んでいる中、光進・泉川地区へ少しでも多くの人たちを呼び込み、にぎやかな一時を過ごせる機会を作ることや、この活動によって町民や子どもたちに魅力のある地域と認識してもらうこと、また、当会の活動がきっかけとなり、光進・泉川地区だけではなく、町内全体へまちづくりが広がっていくことを目的として立ち上げられました。

まちづくり活動

 当会では、光進・泉川地区を魅力ある地域として認識してもらうことや、花火大会を通してこの地を開拓してくれた先人たちに感謝の意を込めるとともに、地域住民や未来を担う子どもたちへの活力につながることを目的とし、光進会館前にて花火大会を行ってきました。
 今年で5回目となる光進泉川花火大会では、年々参加者も増えていき約700名の観衆が訪れました。
 地域内外から訪れた幅広い年代によって地域ににぎわいが作られるとともに、年末という1年の締めくくりに花火を見た観衆それぞれの未来への希望を湧きたてる活動となっています。
 

上春別わいわいクラブ

上春別わいわいクラブ様子01
  • 団体名
上春別わいわいクラブ
  • 補助金交付年度
令和6年度
  • 主な活動地域
上春別

立ち上げ経緯

上春別わいわいクラブは、地域住民の世代を超えた絆を育み、子どもを中心とした地域交流を促進することで多世代間のつながりを深め、地域全体の活性化を目指すため設立されました。

まちづくり活動

 当クラブでは、地域の賑わいづくりや住民同士のふれあいを促進し、世代を超えた絆を育むことを目的に様々イベントや講習を実施しています。
 「コンビニスポーツ大会」では、子どもも大人も楽しめる手軽なスポーツを通じて対話と笑顔が生まれ、「子ども喫茶」では中高生などの若者ボランティアが集まり食事を提供し、団らんとした食事の場を作ることで子どもたちの成長と地域の一体感を感じさせるものとなりました。
 さらに、「わいわいまつり」では、事前準備のため中学生ボランティアが集まり当日に披露するダンス練習やお菓子の詰め合わせ作業などを行いました。事前準備もあり、当日は子どもも大人もイベントを楽しむ笑顔や活気が見られ、地域に良い影響を与えました。