【令和3年7月12日】別海高校生に対する町の教育支援の在り方について

【令和3年7月12日】別海高校生に対する町の教育支援の在り方について

 昨今、少子化の影響等により全国的に一部都市以外は居住人口も減少し、社会全体が縮小、自治体として成り立たせて行く事が難しくなりつつある。(既に一部ではそのような困難さに直面している実例もある。)
 そのような現実を見据え、主として酪農を生業としている別海町が、今後とも然るべき景況を維持していくためには、別海町で育ち、別海町に愛着を持つ多様な人材による総合力が必要である。
 別海高校は、そのような人材を育む唯一無二の教育機関である。したがって別海高校の存在、その生徒の可能性が別海町の将来を左右する鍵を握ると言っても過言ではないと考えられる。そのため、別海高校は最低でも、現状規模を維持しつつ、より良い教育効果を上げる必要がある。
 しかし、教育効果を上げることは一朝一夕には不可能なことであり、今からその対策を講じておく必要がある。その対策が可能な「塾」を町が設置し、学校での集団による基礎教育と、学外の塾による個人別対応の応用教育により、生徒の進学等への道を確保し、提供することと考える。
 折しも、少子化を見据え、今後の道立高校の在り方に関し道教委が、募集停止、クラス減少、再編等の検討をしつつ、各高校の「魅力化」について令和2年度~4年度にかけて評価するとしている。
 別海高校は最近、2クラスだったのが資金援助、寄宿舎設置等の支援策を充実させ、現時点で3クラス(定員120名)になった。今後、別海高校の「魅力化」の評価結果次第で、別海高校も厳しい選択を迫られる恐れもあり得よう。それを避けるためにも、道教委のみならず、生徒とその父兄にも評価される「塾」を、町がこのタイミングで設置を決めれば、一石二鳥ともなろう。
 議会で、「本人たちも塾が必要との話があれば」との答弁もあったが、「塾が必要なのは別海町も」とも考えるが、公設塾を設置することについてどのように考えているのか。
【質問項目】
ア.別海高校の「魅力化」について町の方針
イ.別海高校生の学習環境の状況について町はどう考えているか
ウ.「塾」に対する町の考えと「公設塾」の設置についての考えとこれまでの取り組み
エ.具体的に取り組んでいることがあれば、その経緯と結果について

【令和3年7月16日】学務課、生涯学習課回答

 令和3年7月12日にお送りいただいたお問い合わせについて、次のとおり回答させていただきます。
 今後も別海町の教育行政にご協力をよろしくお願いします。
 
 
〇質問項目 ア
別海高校の「魅力化」について町の方針
 
〇回答 ア
別海町では、地域活性化や本町の経済振興を支える人材の育成を進めるため、種々の支援事業を推進し、別海高校の魅力化を図り、中学生が別海高校を選択できる環境を整えております。
支援事業の実施に当たっては、関係機関からの要望等を基に町として検討を行い、別海高校の教育支援の充実に向けた取組を推進しております。
【担当:学務課】
 
〇質問項目 イ
別海高校生の学習環境の状況について町はどう考えているか
 
〇回答 イ
別海高校では、習熟度別授業等の実施による「わかる授業」、進路に応じたキャリア学習の取組を行っているほか、令和3年度からは、国公立大学を目指す生徒のための指導体制も強化しており、生徒や保護者が求めている学習環境の充実が図られていると考えております。
【担当:学務課】
 
〇質問項目 ウ
「塾」に対する町の考えと「公設塾」の設置についての考えとこれまでの取り組み
〇質問項目 エ
具体的に取り組んでいることがあれば、その経緯と結果について
 
〇回答 ウ
〇回答 エ
別海高校では、前述しましたとおり校内で種々の取組が実施されており、それらは学校の魅力化に資するものであると認識しております。そのため、現時点において大学進学を主眼とした塾を町が設置する計画はありません。
しかしながら、既存の公共施設の用途変更案の一つとして、別海高校に通う生徒を含む町内の児童生徒を対象に学習塾の要望調査を現在実施しています。
この結果によって、塾経営をされている方々に本町の状況についてお伝えすることや、行政が主体となって実施する必要性について精査できるものと考えております。
【担当:生涯学習課】