福祉医療常任委員会行政視察(根室市 合葬式墓地・子ども子育て支援・地域包括ケア病床)

視察概要

  • 目的
    福祉医療常任委員会の令和元年度調査計画に沿って、先進地視察を行い調査に必要な知見を得て、調査力及び政策力の向上を図る。
  • 派遣場所
    根室市
  • 期間
    令和元年8月20日(火曜日)
  • 派遣議員
    木嶋悦寛委員長・小椋哲也副委員長・佐藤初男委員・松原政勝委員・横田保江委員
    西原浩議長
  • 視察について
  1. 合葬式墓地について
  2. 子ども・子育て支援施策について
  3. 市立根室病院における地域包括ケア病床について

視察結果

木嶋悦寛委員長が提出したレポートによって、以下のとおり視察結果の報告とします。

8月20日 根室市行政視察

合葬式墓地について

  • 別海町でも別海町共同墓地内において合葬墓の設置をすることから、その形態について机上での説明では不十分であると判断し、近隣ですでに供用を行っている根室市の市民墓を視察した。
  • 平成24年に議会から整備要望が上げられ、先進地視察や3,000名を対象とした市民アンケートを経て平成28年に建設され、同年12月1日より供用を開始した。
  • 敷地面積は約5坪で、地表には「市民墓」と刻まれた墓碑と、お骨の搬入口があり、地下部分は2,000体程度を収納するスペースがつくられている。宗教色を出さないため装飾や祭壇は無い。主要な構造は鉄筋コンクリート造り、建設にかかった費用は約480万円、工期は80日となっている。

子ども・子育て支援施策について

  • 根室市人材バンクを平成29年10月から実施し、子育てに関する職種の資格取得者を登録し、人材不足が叫ばれる職場への就労をサポートする。
  • 専門資格の一つである「子育て支援員」養成のための研修を市で予算化し、地元にて無料実施している。予定していた倍以上の市民の受講があり、関心の高さを表す。
  • 子育て13事業を始め修学資金の貸付制度も行っているが、子育て関連ガイドブックの作成や特定目的基金造成により長期にわたる予算確保が目に見える形となり、安心して暮らし続けられるまちづくりが進められている。
  • 市の事業にあてているふるさと応援寄付について詳細の説明があった。
  • 委員からは、人材バンクの広報の仕方、医療・介護従事者のバンクはあるのかなど質問が出され、市の担当からはあらゆる媒体により周知を行っている件や、医療・介護の部分では人材バンクが存在しないことなどが説明された。
  • また、根室市議会本田議長からは、議会としても基金造成により先の見える予算管理をという強い思いを求め、現在、基金運用されているとの説明もあった。

市立根室病院における地域包括ケア病床について

  • 市立根室病院は、平成25年1月に現在の病院に移行し、平成29年4月1日に地域包括ケア病床18床の運用が開始された。
  • 病床利用率、地域包括ケア病床での治療単位、在宅復帰率、平均入院日数などの具体的な結果の説明を受け、大変参考になった。
  • 取り組んだ結果、在宅復帰の目的と共にさまざまな好循環をもたらしていることが分かった。
  • 課題についても説明があった。
  • 委員からは、病床数設定の理由と根拠、現場の教育などについて質問を行った。
  • レスパイト病床の説明もあり、ショー トステイ的な利用ができることから、町立別海病院でも根拠法令など確認をしていくことになっている。

視察結果の振り返り

視察結果について、後日開催された福祉医療常任委員会協議会において振り返りを行い、今後の所管事務調査の論点・争点の整理を行いました。
根室市及び根室市議会の皆様に感謝申し上げます。